英語って勉強する必要ある?英会話を習得するメリット

海外に興味ないけど、英会話って勉強しないとだめ?

普通に生活をしていると英語に触れる機会がないし、英語が話せるようになるメリットを感じない方も多いのではないでしょうか。

「私/僕も英語を勉強するべきなんだろうか?」

→結論、あなたは勉強しても英語を話せるようにならない可能性が高いです。

(いきなり辛口すみません)

正確には、英会話は継続しないとできるようにならないので「必要と感じている人」または「英語が好きな人」しか話せるようになるまで継続することが難しいでしょう。

英語を勉強するか迷う方に、少しでも英語に興味を持っていただけるように、英会話を取得するメリットをご紹介していきます。

英会話ができるようになるメリット

大きくまとめると以下の通りです。ありきたりに見えますが、もう少し掘り下げて書いてみました!

1.洋画のストーリーやセリフの本当の意味を知ることができる

え、字幕や吹き替えは本当のストーリーと違うってこと?

字幕や吹き替えは規定により、本来のセリフと多少ちがうことが多いよ!

いわゆる字幕や吹き替えの台詞を作るときのルールがあり、例えば以下のようなものがあります。

  • 字幕:セリフの間に読み切きれる量までに字数制限されており、なおかつ文字を読むのに追われず映像も楽しめるよう根拠に基づいて字数が決められている。(1秒間に4文字。例外もあり)
  • 吹き替えの台詞:不自然さを無くすために、本来の台詞と吹き替えの台詞で役者の口の動きが大きく異なることの無いように台詞を考える必要がある。

日本語よりも少ない音節でより多くの情報を伝えることができる英語に対し、日本語での字幕や吹き替えは必然的に細かいセリフが削られてしまったりと、本来の情報量より少なくなってしまうのです。

吹き替えで観た映画をその後字幕や吹き替え無しで英語で観てみると、かなり違う印象になることがあったりします。

字幕や吹き替えではわからなかった新しい発見や、細かい映画の設定にも気づくことができます。

2.想像以上にたくさんの人と会話ができるようになる

英語が話せるようになるとかっこいい/美人の西洋人と話せるようになれるよね!

それだけでなく、アジア・ラテン・アフリカといろんな国の人と話すことができるようになるよ!

英語が話せるようになると、英語圏以外の国の人とも会話ができるようになります。

例えばイタリアやフランスなどヨーロッパの国々はもちろん、アジア圏のタイやベトナム、韓国や中国など本当にたくさんの人たちとも会話が可能になります。

英語は世界共通言語であるため、世界のほとんどの国の教育課程で必修科目となっています。

それだけ世界には英語を話せる人が多いってことだね

英語を母国語または第二言語として話す人の分布を表したのが次の図です。

:義務教育過程で英語が必修科目の国 :選択科目に英語がある国 グレー:英語圏の国

引用:カナダの university of Winnipeg(ウィニペグ大学) より

図からもわかるようにほとんどの国が何らかの形で英語に触れています。

日本のように英語が義務教育に含まれるとはいえ国民全員が話せるとは限らない国もありますが、

英語さえ話せると、世界中の想像以上のたくさんの人と会話することができます。

そう考えるとなんだかワクワクしませんか?

3.海外に行くことへのハードルがかなり下がる

英語が話せると英語圏・そうでない国どちらも共通して旅行するハードルがすごく下がります

空港などのスタッフには英語が話せるスタッフが必ずいるため、どの国に行くのにも英語一つで第一関門の「入国」は問題なくクリアできます。

筆者はメキシコに1人で行き、不運にもWi-Fiがあまり使えず、スペイン語を通訳する術が一切無いという事態になりましたが、

メキシコの人たちは英語を流暢に話せる人が多くはないものの、ほとんどの人はこちらが英語で話せば理解してくれました。

本当に困った時は、周囲の人が英語が得意な人を捕まえて連れてきてくれたりしたので、どの国にも話せる人がある程度いる、というのが英語の良いところの一つだと感じました。

空港やホテルなどには英語が話せる人がどの国にも少なからずいるので「いざ」というときに安心!

4.英語以外の言語も習得しやすくなる

言語によっては、英語で勉強する方が簡単だったりします。

言語は近い地域同士で似ている特性があるため、スペイン語などは断然英語で勉強する方が覚えやすいです。

単語のスペル・発音も似ているものが多いため効率よく勉強することができます。

対して、韓国語などは、日本語の単語とよく似た音のものが多いため、日本語で学んだ方わかりやすいですね。

それだけでなく、英会話ができると他の言語を習得しやすい理由は他にもあるよ!

英語を話すための口の筋肉が自然に鍛えられているため、他言語でも発音を真似しやすかったり、

リスニングでも、日本語にはない母音などの音を聴き取るスキルがついているため、日本語から英語を学んでいた時よりも上達速度は速くなります。

5.将来の選択肢が増える!

あなたが今海外に全く興味がなく、全く関係がないと思っていても、英語があなたの将来に影響する可能性は十分にあります

例えば、次のようなことが挙げられます。

自分が好きなことを求めていく過程、またはゴールに「海外」という選択がある可能性

スポーツ研究など、熱中するものがある方には他人事では無いかもしれません。

現在または将来、自分が熱中する好きなことを「もっと勉強したい!もっと高みを目指したい!」と思ったときに、「海外の本場(発祥の地など)で学ぶ」という選択肢があります。

そこまで強い情熱が無い人でも、「なんとなく将来は自然に囲まれた南国で夕日を眺めながら暮らしたい」といった、将来住みたい場所の条件が海外の方が合っている可能性も大いにあります。

それらの願望をいざ実際に実現したい!と思ったときに、すでに英語が話せる状態の人とそうでない人ではスタートラインが違いますよね。

F*** you money ならぬ F*** you skillになる
F*** you moneyとは:
雇われている会社の上司から理不尽なことを言われたときにいつでも仕事を辞めても大丈夫なように当分の生活資金などのお金を確保しておこうという考え方です。

「日本企業がもう嫌だ!外資系企業に行きたい!」となると、英語はある程度話せて当たり前の世界なので少しでも外資系企業への転職可能性がある人は英会話ができて損はないはず。

実際に海外大手企業の求人では、英会話ができることが応募必須条件であることもあり、「挑戦してみたいのに英語が話せないから応募すらできない」と言っている人を見かけることもあります。

さらに、日本では高齢社会で税金が増え続けることは確実と言っても良いほど避けられない事実なので「もう日本で住むのが嫌〜!」となっても、英語が話せるというだけで、後ろ盾になるので気持ち的にも余裕を持てますし、実際心底嫌になった時は移住などの選択肢も増えます。

このように、急に今やっていることや今いる場所が嫌になったりする可能性は、変化が大きい現代社会では起こり得ることなので、そうなったときの安心材料の一つになります。

「F*** you money」という言葉があるように、英語は『 F*** you skill』にもなると思います。

海外に興味・関心がないのに勉強する必要があるか?

結論から言うと、無理に勉強する必要性はない、と感じます。

なぜなら「英語に興味・関心がない人」が英会話学習を始めても、おそらく毎日継続して勉強することができない可能性が高いからです。

英会話は初心者から始めると、目標レベルにもよりますが、気軽にネイティブの人と日常会話ができるレベルの習得までに年単位でかかることがほとんど。

英語学習は興味・関心またはそれ以上の強制力がなければ、途中で挫折してしまう人が多いです。

それでもむりやり英語が話せるようになる方法を探すのであれば、海外で1年以上生活するのが手っ取り早いですが、多くの人にとって現実的な方法ではありませんよね。

英会話は習得までに数年かかることも考慮に入れよう

英会話にあまり必要性を感じていない方は、「英会話は興味が出てきてから勉強すればいいけれど、勉強を始めてすぐにできるようになるわけではない」ということを頭の片隅に覚えておいていただきたいです。

「急に仕事で英語が必要になった」「海外転勤になった」など、それらが決まってから英会話を勉強し始めてもその仕事や海外転勤の日までに間に合わないことがほとんどでしょう。

なので本記事の英会話習得のメリットを読んで、今まで英会話に必要性を感じていなかったけど少しでも興味を持った方は毎日少しずつでも、勉強を始めてみてください。

本記事が英会話を始めるほんの少しのきっかけになると嬉しいです。

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