【英語アプリ】スタディサプリビジネス英語コースで勉強できること、メリット・デメリット

スタディサプリとは、CMでもお馴染みのリクルートによる英語勉強のためのアプリで、聞いたことある!という方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなスタディサプリの「ビジネス英語コース」をレビューしていきたいと思います。

実はワタクシ筆者は以前「日常英会話コース(旧バージョン)」を使っていたことがあり、それが結構良かったのでこのたび転職を機に、英語を使えるようにビジネス英語コースを始めてみました。

実際の使用感・スタディサプリで勉強できること・メリット(もちろんデメリットも)などを正直にご紹介していきます!

- この記事で紹介しているアプリ -
スタディサプリ ビジネス英語コース
スタディサプリ ビジネス英語コース
  • 1日3分から、隙間時間にも勉強できる
  • 「下町ロケット」の脚本家、稲葉一広によるストーリー構成
  • 音声・文字・アニメーションを兼ね揃えたアプリならではの学習ができる
  • ビジネス英語を習得したい人はもちろん、中学生レベルの基礎をしっかり復習できる内容も豊富なのでビジネス英語まで自信がなくてもオススメです!

    スタディサプリを全く使ったことがない人に

    スタディサプリって一体なに?」「スタディサプリを使ったことがなくてどんな感じか知らない」という方に向けて、大まかではありますがビジネス英語コースについてささっと説明します。

    スタディサプリとは??

    英語学習アプリ「スタディサプリ」は、英会話に必要な要素をアプリ一つで練習・勉強することができる。 「新日常英会話コース」「ビジネス英語コース」「TOEIC L&R試験対策コース」など目的別に多数コースあり。

    👉スタディサプリ ビジネス英語コース
    1ヶ月の料金
    6ヶ月パック
    12ヶ月パック
    3,278円
    3,058円/月
    2,728円/月
    ビジネス英語コースを契約すると日常英会話コースも利用することができます。*日常英会話コースは「新日常生活コース」とはまた異なります。

    コースは合計4つのテーマから構成されています。各テーマはTOEICの点数で大まかなレベル分けもされているため、TOEICを受けたことがある人は自分の点数から選ぶこともできます。もちろん、自分の興味のある内容や勉強したいテーマから選ぶことも可能です。

    一つのテーマはさらに2つのレベルに分かれており、各レベルは1週5レッスン×20週分の内容が盛り込まれています。つまり40週分のレッスンが4テーマ分あるので合計160週分(800レッスン)。

    1レッスンは短時間でサクッとできるので、1日2〜3レッスン以上進めることも可能です。

    ビジネス英話コースを使用してみた感想
    総合

    全体の難易度はどちらかといえば易しく、ビジネス場面でどんな英会話表現が使用されているのかを知る、ビジネス英語の勉強をスタートさせるのには適しているアプリだと感じました。

    アプリの使いやすさは特に不満点はなく、テーマも一つ一つのストーリーはそんなに長くないため飽きずに終了することができます。

    名目上はビジネス英語に特化していますが、このアプリのいいところは幅広いレベルの人が使えるように工夫されている部分で、ビジネス英会話のみならず基礎英語も勉強できるようになっており、しかもそれが選択制なのでやりたい人だけできるという部分です。

    勉強系アプリでよくある、項目をすべて順番にクリアしないと次に進めないというのが無いので、自分が勉強したいところ・苦手なところを自由に選択することができます。

    料金

    1ヶ月3,278円、私個人的には「月額制ではなく、1回払い切りならいいのにな…」という印象。

    6ヶ月分または12ヶ月分をまとめて払うと1ヶ月当たりの値段が安くなる割引がありますが、私は正直1、2ヶ月間の利用で十分と感じました

    もちろんアプリをどこまでやり込むかによって人それぞれ必要な期間が違ってきます。メインのレッスンだけで800レッスン+その復習項目、さらに英単語やフレーズ・発音…など、想像以上に勉強できる項目が多いため全てを一通り終わらせたいと思っている人にとってはまとめて支払う方がお得だと思います。(それでもせいぜい6ヶ月分で十分かも)

    全てをやり込もうとは思わない方は、自分の勉強したい項目だけをさっさと進めていくのがおすすめ。頑張れば1ヶ月でもかなりの範囲を進められることができると思います。

    1ヶ月!って期限を決めてしまうと、お金を払っているプレッシャーからも勉強に対するやる気を上げる要素になります。

    何ヶ月の契約にするか迷っている方や、もしくは契約をするつもりがない方でも、今なら1週間は無料でトライアルできるので、ぜひ試してみることをおすすめします。

    👉スタディサプリ ビジネス英語コース
    よかった点・おすすめできる理由・メリット

    ビジネス英語コースを使ってみて良いなと思ったところをご紹介していきます。結論からまとめると以下の通り。

    自然な会話の流れの中でフレーズを学ぶことができる

    ドラマ式(ストーリー調)で進んでいくので、各ストーリーがビジネスのどんな場面で繰り広げられている会話なのかがわかりやすく、感情移入しやすいことはメリットの一つです。

    英会話は「経験」が大事で、いろんな場面での会話表現を経験することが大切になります。

    アプリ1つで誰にも手伝ってもらうことなく様々なビジネスシチュエーションでの英会話を聞くことができるのは最大のメリットだと感じます。

    勉強したい項目だけを選択し、進めていくことができる

    前述しましたが、レッスン数や勉強する内容はバラエティに富んでいますが、順番にクリアしないと次に進めないという制度がないため、自分のやりたい項目だけを進めていくことができます。

    例えばシャドーイングだけをしたい場合、シャドーイングだけどんどん進めていくことができます。

    さらにレベルも順番に追わないといけないわけではないため、自分の好きなレベルで、好きなテーマから始めることができます

    「重要フレーズのまとめ」レッスン後の復習のみならず最初の自分のレベルチェックにも使える

    1週間分(5レッスン)毎に復習用に「重要フレーズ表現のまとめ問題」があります。

    事前にある程度会話表現の知識がある人や、何個かレッスンを受けてみて簡単だなと感じる人は、あえて重要フレーズのまとめを最初に解具ことで自己レベルチェックをすることができます。また、わからなかった部分のレッスンだけを受けるのも効率的にアプリを進めたい人におすすめです。

    オートリスニング機能が隙間時間に復習・暗記に役立つ

    勉強したレッスンの復習、発音・イントネーションの学習、フレーズを会話で暗記するにはぴったりなオートリスニング機能はイチ押しの機能です。空いている時間・運転中・洗濯物畳むときなどに聞いてサッと暗記・復習ができ、使わない手はないと思います。

    個人的に1番楽しめた「1分クイズ」

    よく使う表現だけどなんて言えばいいかわからない、教材でもあまり出てこないけれど知っていれば必ず役に立つような英語表現を学ぶことができます。

    まさに痒いところに手が届くような表現がたくさんあり、個人的には本編のストーリーよりもこちらを楽しんで勉強することができました。

    使ってみてイマイチだったところ、デメリット

    TOEICの参考点数とレベルがあまり合っていない

    TOEICの点数でレベルを選ぶと結構簡単に感じる人が多いと思います。良く言えばそもそもこのアプリ自体はどちらかというと初心者向けに感じます。

    ある程度TOEICの点数があり日常英会話ができる人にはお金を払って使うアプリにしては得れるものが少ないように感じました。

    逆に言えば、ビジネス英会話といえど、英会話を勉強し始めたばかりの人でも低いハードルで始めてもらうことができそうです。

    無料お試し期間があるので、自分のレベルに合うか不安な人もそうでない人も、一度トライアルを使用してみてから判断していただくのが1番だと思います。

    「瞬間発話プラクティス」の練習効果への疑問

    これは個人的な経験による意見なので賛否両論あると思いますが、私はそもそも「日本語で書かれている文字を英語に言い換える」という行為自体、英会話の練習にはあまり意味がない、むしろ英語脳を作っていく過程そのものを邪魔する行為に思います。

    というのも、私が英語が話せるようになってから思うのは、英語で話しているときに日本語の文字が頭の中に出てくることが全くないからです。

    日本語の文字を見てしまうとやはり母国語なので日本語で考えてから英語にするというトランスレーションの作業になってしまい、最初から英語だけで考えるということがどうしても難しくなってしまいます。

    ただ「こういうことを英語で言ってみてください」となれば日本語で文字か声で指示するしかないので、仕方ないことなのかなとも思ったりします。

    どんな人におすすめする?

    スタディサプリビジネス英語コースをおすすめする人は以下の通り。

    スタディサプリビジネス英語コースを使ってみるべき人!
    • ビジネス英会話の勉強を始めたいけれど、なにから始めればいいかわからない人
    • 日常英会話がある程度話せるけれど、ビジネスシチュエーションは初めての人
    • 仕事で英語を話すことになったけれど、英会話経験が少ない初心者の方
    • 将来外資系企業で働きたい学生さんや転職準備にも◎

    どちらかというとアプリは超初心者〜中級者向け。TOEICの点数レベルはLv.4のレッスンで860点以上の人対象となっていますが、実際にはもう少し低い点数の人が挑戦しても問題なくついて行けるレベルに感じます。

    英会話初心者でも大丈夫だな、と思った点は、「基礎講座」の項目に本当に基本的な文法や名詞などの品詞の説明、単語の勉強ができることです。

    ビジネス英語コースを契約すると、日常英会話コース(旧版)も無料で受講することができます。

    学校での英語の授業に加えてアプリでリスニングとスピーキングフレーズを知っておくことで、日本の英語教育にはない「会話」の部分を補うことができるのでは、と感じました。

    無料お試しだけでもやってみる価値はあると思います。


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    今なら7日間の無料体験ができます。迷ったら一度使ってみて検討することをおすすめ!



    尚、以下はスタディサプリビジネスコースでどんなことが勉強できるのかもっと知りたい!という方に向けて説明していきます。

    スタディサプリビジネス英語コースで勉強できること

    ストーリー形式のレッスン内には、リスニング・単語・スピーキング・など勉強できる計7つの項目があります。

    テーマ別レッスンの内容
    1. 会話理解クイズ(リスニング)
    2. 単語・イディオムチェック
    3. ディクテーション
    4. 会話文チェック
    5. シャドーイング
    6. キーフレーズチェック
    7. リード&ルックアップ
    8. 瞬間発話プラクティス
    1.会話理解クイズ(リスニング)

    実は、このドラマ式レッスンのシナリオは「下町ロケット」などを手掛けた脚本家、稲葉一広氏によるもの。

    ドラマ形式に二人以上の人物が登場し、会話を繰り広げます。仕事の問題が発生したり、相手を褒めたり…など少しコメディ要素のある会話もありつつストーリー調ですが堅苦しくなく、楽しみながら見ることができるのがポイント。

    一通り会話を聴いた後、会話内容についてのクイズがあり、理解度チェックができます。

    2.単語・イディオムチェック

    会話で登場した単語・イディオムを理解できているかクイズ形式で確認できます。

    たとえLv.4(TOEIC L&R 860点相当)を選んでも、レベルに対し単語自体の難易度はかなり易しいです。中学生・高校生レベルで網羅されており、初心者でもどのレベルのテーマも難なく勉強できると思います。

    3.ディクテーション

    *ディクテーションとは:指定された文章を耳で聴いて「書き取り」すること、またはそのテストや試験を指します。

    制限時間内に、空欄に聴き取ったセリフをタイピングで埋めていきます。正確にセリフを聞き取る練習、聴き取った単語スペルの知識を確認しながら学習できます。

    4.会話文チェック

    最初のリスニングと同じ会話のスクリプトを英文と日本語訳どちらも見ることができます。こちらは音声を聴きながらスクリプトを見れるのと、さらに音声はリピート機能があるので聞き流しにも活用できます。

    重要な会話表現をまとめて見れる解説もあります。

    5.シャドーイング

    *シャドーイングとは:聞こえてくる音声に被せて同時に発声する練習方法。音声と全く同じスピード・イントネーション・発音を真似することで、リスニングやスピーキングが鍛えられます。

    セリフと同時に発音することで、ネイティブのような発音やイントネーションの練習ができます。セリフ音声の速度を変更することができるのはアプリならではのメリットです。

    6.キーフレーズチェック

    会話に出てきた大事なキーフレーズについての説明を動画の講座形式で見ることができます。人が説明するのを聞くことは、暗記するにあたって印象づけに適しています。動画自体も短く、隙間時間などにサクッと視聴することができます。

    自分が既に知っているフレーズの解説は飛ばしてしまっても大丈夫です。

    7.リード&ルックアップ

    キーフレーズを読み、録音することで正しく発音ができているかをAIが判断してくれます。AIによる発音の判断はアプリで練習する大きなメリットの一つですね。

    発音はあまり上手く反応してくれない時もありますが心折れずに頑張って練習あるのみ。

    8.瞬間発話プラクティス

    日本語で指定された内容を英語で実際にスピーキングする練習ができます。(私個人的にはこの「日本語で指定される」という部分が気に入らないところでした…理由はデメリットの項目で解説します)

    以上8通りの項目から英会話に必要なことを網羅することができます。


    おそらくこのアプリの一押しポイントはご紹介した各レッスンのストーリー形式で勉強できるところだと思いますが、それ以外にも勉強できる項目がたくさん充実しています。

    ビジネス英単語」…ビジネス場面に特化した英単語をクイズ形式で暗記できる。

    基礎講座」…ビジネス関係なく、基本的な英語の文法・英単語・リスニングを一通りおさらいすることができる。

    1分クイズ」…よく使うけど少し変わった表現方法をクイズ形式で知ることができる。

    オートリスニング」…各テーマで使用された音源を連続再生し、リスニング練習を行うことができる。

    オンライン英会話教材」…ビジネス英語コースの中でも「英会話コース」を選択した人はプラス料金でNativeCampと提携した英会話レッスンを受講することができる。スタディサプリの各週で学んだイディオム・フレーズをオンライン英会話で学ぶための教材を見ることができる。アプリのみの「スタンダードコース」を選択した人も教材は見ることができる。


    - この記事で紹介しているアプリ -
    スタディサプリ ビジネス英語コース
    スタディサプリ ビジネス英語コース
  • 1日3分から、隙間時間にも勉強できる
  • 「下町ロケット」の脚本家、稲葉一広によるストーリー構成
  • 音声・文字・アニメーションを兼ね揃えたアプリならではの学習ができる
  • ビジネス英語を習得したい人はもちろん、中学生レベルの基礎をしっかり復習できる内容も豊富なのでビジネス英語まで自信がなくてもオススメです!

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